旅の目的は“非日常感”を体験することにある。
日常の生活では見られない雄大な景色。
川沿いの大きな露天風呂。
食べたことがない美味しい料理。
牛乳のような真っ白なお湯。
だからこそ、感動するし、幸せな気分になる。しかも、気心の知れた家族や友人と一緒なら、その幸福感も倍増するはずだ。
この非日常を体験するには、生活圏と言われている半径100キロ圏を脱出するのがいいらしい。日常生活では体験できない生活様式や風景、方言などが旅感を掻き立てる効果があるそうだ。これを「転地効果」という。
転地効果に隠された効力とは
この転地効果なるものが体にすこぶるいいのだ。温泉でいえば、お湯に含まれる成分による薬理効果とか、体を心から温めることにより血行を促進する効果など、健康増進に役立つが、この2つは継続して初めて効果が表れる。
しかし、転地効果は即効性があるといわれており、たった1回、「わぁ、気持ちいい!」「すっごい景色だな~」「死ぬほどおいしい」と感動すれば、万病のもとと言われる悪者のストレスが、即刻、解消されるのだ。
旅に出かける場合のコツその1、自宅から100キロ以上移動するべし!