「ヨンキュープラス」49歳以上のおじさんおばさんに正直なメディアをつくってみました。ご賞味ください。

12月21日放送。中村先生、メディア論を熱く熱く語る

伝えたいこと コラム

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クリスマスの話題からスタート。そして、花田家の秘密まで

花田:もうすぐクリスマスですよ。

中村:どうするんですか?

花田:クリスマスのイベント的なことをしたことがない。

ケン坊:そんなことないでしょう。パーティーやるでしょう。メリークリスマスって言って、クラッカーで。

中村:若い時もないの?

花田:若い時はしたことがあるような気がするよ。する?

中村:するよ。うち娘がいるから。ホールのケーキを買ってきて、みんなで食べる。

花田:それイベント?

ケン坊:イベントっていうか、軽くパーンってするでしょ?

中村:家の中で365日そんなことは起こらないの?

花田:多少はあるよ。今までは、結婚記念日とか誕生日とかは多少あるよ。

ケン坊:自分が子供の時とかは花田家はどうだったんですか。

花田:うちの親父は家庭を顧みない男だったからね。亡くなってから別の家の戸籍に一時入っていたことが分かった。うちの親父のことをある人が「三郎あんちゃん」って言う人がいて、なんでうちの親父のことを「あんちゃん」って言うんやろかと思って。死んだ時に原戸籍を取るわけですよ。そしたら、移り変わりが全部わかるんですよ。一時期、よその戸籍に入っていたんですよ。そこの親に「うちの息子達はダメだ。三郎、お前気に入った」と言って、そこの戸籍に入ってたんですよ。三郎やけん、三男やけん。

中村:親も、もうええやって感じで。

花田:そう。それで「三郎あんちゃん」って言っていたのかと。

ケン坊:一時期、家族だったんですね。その方と。

中村:三郎さんとそんな話を一切してないんでしょ。

花田:したことない。俺、一人っ子なのになんで「伸二」なのかは聞いたことがある。

中村:なんで?

花田:「伸一」で窓口に届けを出しに行ったら、三郎さん、字画が悪いですよと言われて、「じゃ、一本たしとっちゃんない」と言って「伸二」になったんです。

ケン坊:すげー。でも普通「伸一」で字画が悪いなら、「しんいち」として何か変えようとか「いち」を違う漢字にしようとかあるじゃないですか。そこ、ブレるんですか。凄いですね。そりゃ、三郎さんにとったらクリスマスとか知ったこっちゃないと。

花田:俺だって、こだわりを持った志のある名前にしてもらっとったら、そういう生き方をしていると思うとよ。

中村:親のせいにしとる。

花田:死んだからね。

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安藤:メリークリスマス、チキンだよ。

花田:チキンって、皮だけやないか。

みんな:メリークリスマス!

花田:美味しい。鳥臭さがないね。

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中村先生の評判が悪いって本当!?先生の持ち味を引き出したい

花田:なんか様子が変わりましたね。どういうことやろか?

橋口:中村先生の評判があまり良くないんですよ。

ケン坊:この場をお借りして言わしてもらいますけど。

中村:言うか。公に評判が悪いわけではないじゃん。

橋口:テレビを見た知り合いから、イマイチ評判がよくない。

花田:下ネタとか言うから?

橋口:下ネタも滑り気味だし、エセ関西人臭がする。

中村:関西人になれよ!という話?

橋口:「何、調子こいてんのかな?」というメッセージをいただきました。

中村:俺、いろんなところで人気者なんよ。ダメ出しされることって、嫁さん以外ないんよ。

ケン坊:そんなはずはないですけど、そういう風に見えちゃっているってことなんですよ。

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安藤:カンペを持って「先生、また滑っています」。

中村:誰の意見よ!花田さんの隣で笑っていたいんだよね。

花田:ダメよ。働いて。

ケン坊:もっとやれるはずなんです。

橋口:若干向き合って、いつもの企業でプレゼンするようになれば、いつもの感じにやれるんじゃないかと。

ケン坊:ハッシーさんからみて、普段の先生が100%出ていないと。

橋口:ペンシルの顧問ですから、顧問が滑っていたらマズイなと。

花田&中村:笑

花田:今、肛門と言いそうになったんですよ。

安藤:カンペを持って「先生、また滑っています」。

花田:ダメって言われたでしょ。ヘアメイクの釜ちゃんに。中村先生に普段の怒りを吐き出してもらいながら、人気を上げていきたい。

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中村先生のメディア論、ノーカットでご紹介。熱い!

中村:俺、別にテレビに出たいわけではないんですよ。書くだけでいいのに、引っ張りこまれて、しゃべったら滑って。僕は、1986年に広告業界に入ったんです。その頃、マス広告は全盛の時代で糸井重里、仲畑貴志とかがコピーライターでスター。「おいしい生活って1本書いたら何百万もらえますよ」みたいな、バブル直前の広告ブームの時にこの業界に憧れて入った。

それから、2、30年経ちました。インターネットに全ての広告が食われていますという状態になっています。どんどんマスの勢いが落ちている。全体の総視聴率も落ちている。メディアに出てメディアに腹立てるってどうかと思うけど。今時Googleが信用できない。全て検索で上がってくるのは、広告代で払われていて、順番が決まっているからそんなのは信用できない。今の若い人たちは、Googleすら信用できないと言っている。マスメディアでも広告とかいっぱい入ってくるわけですよ。全てクライアントさんの意向、忖度した上で、番組・報道が成立したりするわけですよ。正直じゃない気持ち悪さを若い人たちは、それをなんとなく感じているんだと思うんだよね。マス媒体が正直じゃないのに、何か報道したところで信用できないなと。

正直じゃないということが、僕は社会を良くしていないと思うし。広告で食ってください、いいですよ。と言ったって、もしかしたらそこに嘘があるかもしれないなと思っているから、広告では売れない、消費されないという話になる。で、買ったら買ったで、多少盛って広告されたりするわけじゃないですか。そして、食べてみた、使ってみたで次の商品が売れない。メディアが正直ではないと、消費が落ちていくのではないかと常々思うんですよ。プランナーとして30年生きてきたなかで、昔は広告費使いましょうって企画をいっぱいしてきたけど、今はそうじゃないなと。時代はどんどん変わってきたから、ちゃんと違う形で物が売れる。

メディアはどうあるべきか、プランナーとして勝負したい、証明したいなと。それで、ヨンキュープラスでお声かけいただいて、そういう挑戦ができるなら、面白いなと。更にいうと「正直」をキーワードとすると花田さんだろうと。

花田:そういうことだったんですね。

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ヨンキュープラスは、赤裸々に正直。忖度せずに話ができる

中村:だって、嘘ないじゃん。儲かってないってちゃんと言うし、奥さんのこともちゃんと言うし。

赤裸々に正直なんですよ。メディアの中になかなか見えてこないけど、ヨンキュープラスはそこを見せる。そこで、消費拡大ってできないのかなというところをやりたいなと思っている。僕は30年間メディアの中にいる人間として違う方法論、メディアの出し方、番組の作り方ができないかなと。

花田:ストレートですよね。今、広告っていろいろ手法が変わって、今テレビに出ている人がプロダクトプレイスメントとか、直接的に訴えかけるのではなくて、忖度させるような手法がいっぱいはびこっているんですよね。ここは、それがない。

中村:はびこってないことって、凄い価値になるんじゃないかなと正直に思う。ただの馬鹿かもしれないけど、何もない感じでここに座れて、あまり忖度せずに話ができるって凄いことなんじゃないかなと。今のこの時代。こんな番組ってあまり作れないって思うんですよ。

ケン坊:僕たちもリポートでいろんなお店に行って、そこに嘘はないですよね。美味しい、そこにはいろんな美味しいがある。あまりテレビが嘘と言われると悲しい。

花田:美味しいの表現の仕方がある。

ケン坊:俺が嘘を言っているわけではないですし、美味しい。なんて言うのかな、別に盛っているわけではないですから。いろんな生産者の話を聞いて、ただ食べて美味しいじゃなくて、いろんな人の苦労をひっくるめて美味しい。

花田:僕もいろんな旅館に行って、原稿とか書くわけですよ。料理長が変わると料理も変わる。昔は美味しかったはずなのに、いざ行ってみるとそうじゃなかった。そういう時は、僕は料理の話を書かない、料理の話をしない。原稿を書かないという手法をとるんですよ。50を超えたときに、ケン坊も美味しくないものを美味しいと言わない。こうみたいだよ、こう美味しいねという表現に置き換えている。ただ、その裏側はやっぱ分からないですけど。

ケン坊:そこは、忖度ありますよ。そこを無しにしようと。

中村:無しでいい。ハッシーは、そんなんでいいんですか?WEBの会社とか、なんやかんや言いながら、クライアントありきじゃないですか。

橋口:なんで自分がメディアをしようと思ったのかというと、エージェントプラスって九州限定で九州のお客さんでやっているんで、そんなにお金を持っているお客さんがいるわけではなくて、その中でこういう広告を出しましょうよってメディアに委ねられて、結構な金額を出さないといけないケースがあって、滑ったら終わりだよねっていうのが続くとかわいそうだなと。

だったら自分たちでメディアを持ってしまったらいいんじゃないかなと思って、まずタブロイド紙を初めて、金額に対する効果がどこまで出せるのかなと思っていて。ネットってワンクリックでいくらってという形があって、それが検索とキーワードに連動しているので、ある程度絞られて母集団を集めて、それに対して広告を露出させますって出来るんですが、テレビってそういうわけではないですし。動いている人も大きいし、発することも大きいのに伴って広告費も大きいのかなと。テレビを見ることで、元が取れましたってなっていくことが金額を維持すること、テレビ局を維持することなのではないかなと思うと、そこをどんどん派生していけばいいのかなと常々思っています。

中村:効率のいい広告みたいなのが見つかったら、それがいいってなって、同じような広告が山ほど出てくるんですね。そうなると、二番煎じがずっと続いて、そこにいろんなものが盛り込まれていく。放送局が定価を決めて、その中で何かしないといけない。クライアント側は、CPOで販促費いくらか、いくら売りたいか、何人顧客を獲得したいかなどで予算を決めていて、それが合わなくなったらその広告をやらなくなっていく。メディア側が経営とかお金の指標が変わっていくはずなのに、変わらないのは古いなと。

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どんどんどんどん小難しい話へ。だけど、言いたいことは伝わったはず

花田:例えば、テレビのCMって、何のためにCM打っているんですか?うちはあのテレビのCMを打っている、あの企業の社長さんですねっていうことで、学生たちの応募が集まるリクルート目的とか、営業マンがそんなにたくさんいなくても知名度を上げることができる、信頼ができるという効果もたくさんあるから、マスメディアとWEBの世界とちょっと違うんじゃない。

中村:経営からみた販促費とかでいうと、一緒だと思う。リクルーティングだって一人とるのにいくらかかるのかという話のなかに、マス広告予算を含めて考えた時に、会社経営全体の中の販促費みたいな話しだと思うんだよね。その時に、どういう指標で動くかというと、経営者だったら、お金で換算してみると思う。今時そんなどんぶり勘定で出すようになっていない気がする。どんぶり勘定でやっていると、何をやっていたか分からなくなる。WEB関係の人たちは数字で出してくるから、もしかしたらそっちの方が信用できるかもねってなってくるし。軸足がそっちに置かれていくことに対して、そこは危機感を持たないといけないし。そこへの挑戦はするべきだと思うし。

ハッシーが偉いなと思ったのは、自分でメディアを持とうとした。クライアントのお金じゃなくて、自分の金で実験して実証してみる。応援すべきことじゃないかなと。だいたい広告代理店は、クライアントのお金で作品作ってやったーっていう話の流れになっている。最後の売り上げや経営的インパクトは、あんまり疎かになるわけですよ。そこらへんはいい加減に自分たちのやりたいことをクライアントのお金でやっちゃうっていうのが多く見受けられる。もちろん、そうじゃない人もいっぱいいるけど、大概そんな感じ。責任感持ってお金を使うって、自分の自腹を切るってちゃんとしないと消費は拡大しないんじゃないかなと。会社の金を使って本を買っても身に付かない。自腹を切るっていうことを多くの人が、楽しくやるということに意味がある。もっと上手にメディアはアウトプットしないと。世の中良くならないと、私は思うわけですよ。自分の言葉と自分の足で立って、責任まで取るというようなことを表に出すメディアなり大人なりがいないと、若い奴はこの業界に来ないと思うんですよ。

橋口:いいですか?

ケン坊:出ていますか?先生の良さ。

橋口:いや、出てないなと。中村先生ってやっぱ、目が合うと話を聞けますけど、たぶんテレビを見ている人には通じないだろうなと、確証しました。

花田:なんで、なんで。

中村:こんなに話をさせといて。

橋口:目が合っていると聴き入るなって思うけど、第三者、テレビを見ている人からするとなんか小難しいこと言っているなと。

ケン坊:ハッシー、ずっとそう思ってたん

橋口:そうそう。

中村:それ酷くねー。会議でいうとどう空気を読むかは大事だと思うんだよね。ここの4人の場の空気は読めるけど、確かに向こうの空気は読んでないね。そこは全然意識してないね。

橋口:そこは、意識しないと。

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中村:そんなことが必要だとは思えないんだよ。本当に、マジで。それをしたら、ただの昔のテレビじゃんって、なっちゃうじゃん。向こうを忖度すること事態が俺は間違いだと思うんだよね。自分の好きなことをバーっと言っとけばよかろうもんって、心の底で絶対思っている。そうやってきたんだもん。そういう奴の方が、なんか信用できねえって思うんだよ。向こう側は忖度したくないね。自分がボーンって喋るときは。だから、物を書く時もそうだけど、忖度して何の意味があるのか分からない。

ケン坊:人の顔色伺うじゃないけど、評判を気にするのが嫌なんですよね、先生は。

中村:嫌というか、気にはしているよ。Facebookではいいね!の数があるけど、1万とか2万とかのいいね!が欲しいわけではないけど。例えば、300いいね!を取ったら、その10倍が見ているとしたら、その3000人とか4000人が、今時の言葉で言うと、小さな経済圏の話になるが、コミュニティーで飯が食える時代になりましたねって話なの。マスを相手にする必要がないと思っている。

タレントさんもミュージシャンも同じ構図だと思うんですよ。例えば、ミリオンヒット、今はないんですよ。10万売れたら凄いわけですよ。CDで1万でも凄いんですよ。その1万をちゃんと1万をミュージシャンが抱えられたら商売ができて、1万人抱えられるミュージシャンが10人いたら、番組・マスになるわけですよ。そういう風に考えないといけないんじゃないかなと思うんですよ。その時にミュージシャンは、向こうの人を忖度して作っていないでしょ。そんなクリエイター、ろくなクリエイターではないと思っているもん。

ケン坊:テレビの良さと、また違いますもんね。言っていることが。テレビって、誰が見ているかわからないし、もちろん自分のことが嫌いな人も見ている可能性がある。そこも良さですよね。