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高貴な位のシンボルカラーとなった「藤」

コラム 伝えたいこと

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1000年以上愛される「藤」

毎年4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎える藤の花。「藤」は、日本古来の花木と言われ、香りが高く、優雅で柔らかい印象を与えることから女性の象徴と考えられてきました。また万葉集でも詠われていて奈良時代から親しまれてきたそうです。

平安時代では、長寿でツルが長く伸び広がり、上から降り注ぐように甘く香り豊かな花を咲かせるため、繁栄を象徴する花として名字や地名にも多く取り入れられ、皇族や貴族を中心に大流行しました。そして「藤」は、意匠は工芸品や絵画のモチーフ、家紋にも使われるようになり、「藤色」と呼ばれ、最も高貴な位のシンボルカラーとなったとか。藤の花を見て、ここまで考えを広げ詠を読むことができる、昔の方々の感性(感受性、感覚的能力)の高さに驚きます。この「藤の花」1つからたくさんの物語が生まれ、現代まで引き継がれているということは1000年以上愛されてきた証。これから先、どんな物語が生まれてくるのか楽しみです。

福岡の名所

こんなお話がある「藤の花」。福岡にも名所があるんですよ。福岡県八女市には、国の天然記念物にも指定されている樹齢600年の「黒木の大藤」が素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)内にあります。他にも北九州市「河内藤園」の藤棚が2015年アメリカCNN「日本の最も美しい場所31選」に選ばれ、国内外から注目を集めています。藤の花の開花時期がちょうどGWということもあり、毎年多くの方が訪れ、色とりどりの藤の花々を楽しまれているそうです。見に行かれる際は、開園日、チケット購入に関して事前にご確認を。混雑するため見頃時期は事前チケット制になっているところもあるようです。

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桜の次は藤の花。日本には四季折々の花があります。季節のものだからこそ、その短い命の中で綺麗に咲き誇るその姿を美しいと思い眺める。そしてまた来年、その姿をみることを待ち遠しく思う。その想いすべてを愛でるというのかなと感じています。みなさんも是非、季節の花を楽しまれてみてください。