「福」が来るか「福徳戎」
1年の始まりは、めでたい酒で迎えたい。
お酒の名前は、縁起の良いものが多い。特に日本酒では「松竹梅」は有名。他にも「来福」「開運」「一生幸福」なんて銘柄がある。
では、本格焼酎は?
「鶴」や「亀」など、縁起が良さそうな名の付く銘柄は多い。ただ、せっかくなら、おいしいものがいい。そこで、「福徳戎(ふくとくえびす)」という米焼酎をおススメしたい。
「らんびき」のゑびす酒造が造る「福徳戎」
「福徳戎」は、樽長期貯蔵麦焼酎「らんびき」を製造しているゑびす酒造(福岡県朝倉市杷木)で造られている。麦をメインにする蔵で、唯一の米焼酎である。
ラベルはえびす様の顔。見るからにめでたい。
米を原料に、麦麹で仕込んであり、クリーミーな後味がする。個人的には、口の中に残る、心地良い余韻が好きだ。
福岡県酒類鑑評会で福岡県知事賞の「福徳戎」
2017年の福岡県酒類鑑評会本格焼酎部門の各種焼酎の部で、「福徳戎」は最高賞となる福岡県知事賞を受賞している。酒のプロが味わっても、レベルの高い仕上がりなのだ。
せっかく飲むなら、「名ばかり焼酎」よりも、名も味も良い焼酎を飲みたい。「福徳戎」は、おススメできる焼酎だ。