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焼酎って人気がない?

コラム お酒のお話

本格焼酎は日本が誇る蒸留酒

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僕が取材をしている本格焼酎は、日本が誇る蒸留酒だ。

蒸留酒とは、とても簡単に説明すると、日本酒などの醸造酒を加熱、蒸発させ、冷却した時に液体になったものである。日本酒を蒸留した場合は、米が原料なので、米焼酎になると言うわけだ。

焼酎は世界の舞台に立つと、超マイナーな蒸留酒である。ロンドンやニューヨークのバーで、「SHO CHU(しょうちゅう)」と頼んでも、バーテンダーに「何言ってんだ?」と思われること間違いなしである。人気がないというより、存在自体を知られていない。

では、「メジャーな蒸留酒って何?」と聞かれると、一番に上がるのが、ウイスキー。ブランデー、ウォッカ、ラム、ジンなども、誰もが聞いたことがある蒸留酒だろう。

日本酒はわかりやすい。焼酎はわかりにくい。

49プラス,焼酎,わかりにくい,日本酒ちなみに、世界で最もメジャーな醸造酒は、ワイン。次は思い浮かばない。もしかしたら、日本酒は、ワインの次ぐらいに有名な醸造酒になれるかもしれない。それほど、海外でも日本酒の知名度は高い。

日本酒の知名度の高さは、何が理由か? 国内外のいろんな酒関係者に聞くと、わかりやすいから。「米で造ったワインです」で、説明が済む。外国の人も納得してくれる。

49プラス,焼酎,わかりにくい,日本酒一方、焼酎は説明しにくい。原料が米、麦、芋などさまざま。黒糖や栗、ごま、そして、人参を使った焼酎もある。かめに貯蔵したり、木樽で熟成させたりする。原料や製造方法などの説明をし始めたら、海外の人は頭の中が混乱してくるらしい。

あと、海外で蒸留酒と言えば、40度以上の高いアルコール度数の酒。焼酎は、一般的には25度だから、中途半端な酒らしい。

多くの焼酎蔵が海外に売って出ているが、成功したという話は聞かない。

焼酎を、全く知らない人に説明するのは、難しいのである。

国内に目を向けても、ブームの日本酒に対し、本格焼酎人気は停滞気味。「焼酎とは何ぞや?」という問いに対する、簡潔な説明は、日本人にも、求められていると思う。

49プラス,焼酎,わかりにくい,日本酒焼酎を簡潔に説明できる言葉がほしい

一言で、焼酎を紹介できないものか? 

「日本のウイスキー」。いや、何か違う。いい言葉が浮かばないところに、課題があり、人気上昇へのヒントが隠されているのかもしれない。