純米吟醸比翼鶴を飲みながら、お盆の思い出話からスタート
花田:お盆、すごい思い出があるとよ。昔、家に風呂が無かったので、橋を渡って銭湯に行っていたわけですよ。家族で。あるお盆の日に、家に帰りよったら、橋の上に人がいっぱいいて。何があるっちゃろうかと思って見たら、海坊主が。お盆って海坊主に足ば引っ張られるって。その海坊主が泳ぎに来よったと。
中村:おまえ、ボケてないか。大丈夫か。
花田:海坊主と思ったら、クジラやったと。
みんな:あっー。
花田:漁船から追われて。子どもやから、これが海坊主だと…。
安藤:今日のお酒は、比翼鶴酒造の純米吟醸比翼鶴です。ここの酒蔵は、酒米を玄米で仕入れているんです。酒蔵の中で精米して。高品質のお酒を低価格で提供しています。
花田:米の味わいがある。これだけで美味しい感じ。
安藤:これ、鶴です。鶴って夫婦仲がいいということで知られている鳥で、仲のいい夫婦でいてくださいという想いを込めてお酒をプレゼントするなどおすすめです。この折り鶴、酒蔵で販売しています。1枚税込みで100円です。酒蔵でもHPでダウンロードもできます。
ケン坊:オシドリは、そうでもないらしいです。誰とでも結構。自由恋愛らしいです。
中村:俺、そっちがいいな。
今日のテーマは・・・
一昨年、トラックを40台購入して運送会社に
中村:ねるとん紅鯨団以来のテレビ出演になります。Gライン株式会社の代表取締役荒牧敬雄さんです。
ケン坊:ねるとん出たんですか?
荒牧社長:23年前ぐらいですね。ハウステンボスのやつですね。前職のサラリーマンの時もここの9階の事務所でアルバイトしていて、深夜のバラエティー番組とか結構出ていたんですよ。今、45歳です。
花田:ケン坊、いくつ?
ケン坊:47とか。ほぼ同期ぐらいですよ。
荒牧社長:10年前は、TNCの1階でお見かけしていたんですよ。大手運送会社にいたので。トラックに乗っていました。
ケン坊:Gラインとは?
荒牧社長:創業した時にですね、当時の創業スタッフと社名を考えた時に、頑張るとかがむしゃらとか、グレート(Great)で、グレース(Grace)で、グローバル(Global)のGで行こうと。
中村:欲張りやね。
荒牧社長:6年前に起業しました。もともとは物流会社。倉庫を借りてそこで通販関係のお客様の一時保管とか。一昨年、業態転換をして、運送会社に変わりました。そこからトラックを40台ほど買いまして。今は運送会社です。いつの間にか、物流会社から運送会社に変わりました。まず1台から、融資をいただいて、勝負しようかなと。総額で、だいたい5億ぐらい。
ケン坊:5億ですか(肩をもむ)。
中村:借金でしょう。でも、急成長している。何が強みなの?
荒牧社長:従業員ですね。うち少数精鋭でやっていて。業界の平均年齢が45歳なんですけど、うちは、32歳。非常に恵まれています。
ケン坊:若手でそれだけのドライバーを確保するのはなかなかの作業?
荒牧社長:採用が難しいのではなくて、採用の後ですね。どうやって定着率を上げていくか。そこに非常に軸足を置いて。いろんな環境整備をしています。
ケン坊:ドライバーでとんでもないやつもいますよね。人材ですよね。
荒牧社長:お客様にご指名いただけるようなドライバーですね。ちょっと、今日は公共の電波を使って求人をしようかなと。これから、9月に関西のほうで営業所を出すので。免許は、いったん僕が出しますよと。会社が全額負担。未経験者も。
ケン坊:そっから、育ててという。条件は何かあるんですか。
荒牧社長:やる気ですね。
ケン坊:それだけ!?
荒牧社長:やる気と、正直な人がいいですね。
中村:やるか。俺たち。
花田:いやいや、そもそもやる気がないけんね。俺ら。正直は正直だけど。
ケン坊:仕事は?
荒牧社長:トラックを運転して、お客様の指定した場所に、指定された時間通りに運ぶという。
花田:ちなみに給料は?
荒牧社長:給料はですね、一番払っている人で、年収700万ぐらいは払っています。
花田:俺、やろうかな。俄然やる気になってきた。
荒牧社長:最低でも年収で400万ぐらいは。
ケン坊:それは、Gラインだから?
荒牧社長:相場よりも高めに払っているという自負はあります。従業員に幸せになっていい生活をしてほしいから。
みんな:パチパチパチパチ。
荒牧社長:いろいろやってみたら、これだけ払えるなっていうのがわかってきたので。もともとは、固定観念とかあって儲からないのかなと思っていたら、真面目にやったら儲かるなと。なので、その分を従業員に還元して。
安藤:人件費にっていうのは、いいことですね。
初心者も大歓迎!大型免許取得は、社長のポケットマネーから
ケン坊:Gラインのすごいとこシリーズ行きますか。
荒牧社長:まず、1番のうちの自慢は、制服ですね。帽子とリストバンドも会社支給で。瀬川です。うちのホープです。
ケン坊:瀬川匠さんです。何年目ですか?
瀬川:今、半年です。
荒牧社長:席ついちゃうんだ。
花田:実は、俺、あのカラフルな女性が出てくると思っていた。あの方だと、ちょっと期待したんですけど。
荒牧社長:うちのマスコットキャラクターです。取締役です。創業時代からずっと頑張ってくれている。
中村:女性取締役がいるんですね。取締役のカラフル先輩こと山本真由美さん。
ケン坊:ドライバー経験はあったんですか?
瀬川:自分は前職もドライバーで。
荒牧社長:今、全部で36名ぐらいで。教育にも力を入れていまして、彼が入った時も大型の免許なくて。すぐ教習所予約して。入社して2カ月後には、大型に乗せて。資金は僕のポケットマネーです。
ケン坊:大型取って会社辞めるってことはないですか?
荒牧社長:辞めないでって言いますね。
みんな:はははっははっははは。そんな感じ。
花田:どう見ても、そんなにいい人ではないでしょう。絶対、昔、ヤンキーやもん。見てわかるもん。
みんな:はははっはははっはは。
ケン坊:ジジイ、黙れ。
中村:2カ月で大型取って外に出したら、大きなリスクを背負っているじゃないですか。そこらへんは。
荒牧社長:公道に出す前は、先輩たちがおりますから、いろんな先輩を横に乗せて運転させて。そこはじっくり時間をかけて。
ケン坊:先輩、こわい?
瀬川:全然。みんな、優しいです。本当に。本当に優しいです。
ケン坊:あと他にすごいところは?
荒牧社長:トラックが全て新車。洗車も1週間に一度、全従業員が。ワックスもかけて。感謝の意味も込めて洗車する。後ろに寝るところもついていて、今はだいぶ寝心地もいいです。
花田:僕、宗像高校で遠足に行った時に、ヒッチハイクしたんですよ。トラックの後ろに乗させてもらって、まあまあ居心地悪かったです。
ケン坊:当時はね。今は全然揺れない?
瀬川:そうですね。居心地いいです。未経験なのに、新車乗せてもらっているのが嬉しいですね。だから、キレイにしようって思いますね。
中村:荒牧ちゃん、やるね。いいことばっかやん。
新車に乗れて、給料も自分次第で上がっていく
ケン坊:給料も上がっていく?
新牧社長:基本は歩合。仕事自体は会社が取ってきて、それを効率的に組み立てる人間がいるので、そこに彼らが業務を遂行してくれることで売り上げが立つという。
ケン坊:頑張れば、先輩の給料超すことも?
荒牧社長:簡単に超えます。
瀬川:プッ。
中村:今、瀬川ちゃん笑った。
花田:超えたね?
ケン坊:それは、やりがいあるね。
瀬川:ありますね。
ケン坊:つらいことはないんですか?
瀬川:つらいこと、う~ん。寝れなかったり大変なこともありますけど、それを超えるぐらい会社のバックアップと先輩たちと仲がいいので。人間関係でコミュニケーション取りながら。会社で支給される携帯とかでやりとりしたりしています。
荒牧社長:全従業員がグループラインで繋がっているので。
ケン坊:結婚されているんですか?
瀬川:結婚しようかなと。来年あたり。
中村:社長に紹介した?
瀬川:この前会社のバーベキューがあって、その時に連れて行って紹介させていただきました。
荒牧社長:かわいかったですね。従業員だけではなくその家族という考え方も企業理念なので、ずっと貫いていきたいです。
ケン坊:社長、いくつでしたっけ?
新牧社長:45歳です。
ケン坊:どんな経験されてきたんですか?
中村:39で独立でしょう。
荒牧社長:ちょうど40で開業しました。
中村:前の反省があったから、自分の会社はこうしようと。
荒牧社長:サラリーマン時代の経験がかなりありまして。本当に労働集約型産業って利益の源泉は人なので、ここをいかに戦力化していくか。それを指示ではなく気持ちよくやってもらうために、会社としてどういう環境をつくるべきかと、サラリーマン時代にすごく考えさせられたので。
ケン坊:俺なんて、トラックの後ろ寝るところが気になるんですけど。人それぞれいろいろあるから。
荒牧社長:みんな、好き勝手にコーディネートしていますね。
ケン坊:どんなの?
瀬川:自分は枕置いて。毛布。
花田:昔はだいたい、アグネスラムのポスター貼って。
ケン坊:工藤静香さんとか八代亜紀さんとか。
ケン坊:すごい先輩で、あそこ飾っている人とかもいるわけでしょう?
瀬川:いますね。
荒牧社長:調理器具持ち込んで、本当の家みたいにしたり。ドライバーの特徴がすごく出ていますね。
花田・ケン坊:すごく働きたくなった。週2ぐらいでもいいですか?
荒牧社長:全然。ぜひぜひ。
中村:運転するだけじゃないからね。物を運んだり。運転だけだったら気持ちいいけど。降りた後が大変。
花田:そっか。そりゃ、無理だな。
ケン坊:根性ある若手。夢のある若手大募集です。
荒牧社長:未経験者、女性でも大歓迎です。