稀代のロックンローラーは、みんな50代
エレファントカシマシがメジャーデビュー30周年を迎えている。結成は、1986年。ワタシが、社会人になった年である。ボーカルの宮本浩次は、今年で52歳。いいおっさん。ヨンキュープラスのワタシたちと、ほぼ同じ。
ちなみに、
ハイロウズの甲本ヒロトは、55歳。
氷室京介は、57歳。
布袋寅泰は、56歳。
スピッツの草野マサムネは、50歳ジャスト。
ミスチルの桜井和寿だって、御年48歳。もうアラフィフである。
ジャンルは違うが、
ダウンタウンの松本人志は、54歳。
とんねるずのふたりは、56歳である。
稀代のロックンローラーは、みんな50代なのである。
テレビに出ているときの宮本浩次は、エキセントリックで変な奴だと思われているが「重いってどういうことですか? 演奏が重いとか、内容が重いとか。暗い? そうかなあ!? だけどさ、その重いっつうのは、じゃあ、真面目に生きればやっぱ重いですよ。そういう意味での重いだったらわかる。真面目にやれば必ず重いですよ」なんて答える人なのである。
ちなみに、あの伝説のバンドBOOWYのボーカル・氷室京介は、お酒が強くない。コンサートの打ち上げは、もっぱらコーラらしい・・・。
創作活動をするのに才能よりも必要なものがある
何十年も長く創作活動をやるためには、枯渇しない才能が確かに大事である。しかし、それより必要不可欠なのは・・・真面目ってことじゃないかと思う。
エレファントカシマシも、
スピッツも、
ミスチルも、
メンバーがひとりも変わっていない。
「僕はアナーキーが一番だと思うよ。でも、アナーキーには一つだけ条件があるの。それはね〈いい人であろう〉とすること。すごく漠然とだよ。漠然と〈いい人であろう〉という意志。漠然と〈優しくしよう〉っていう意志。その人の実力とか、その日の気分とかで出来ない時もあるけど、〈いい人でいたいなぁ〉〈優しくしたいなぁ〉と思う気持ち。それだけは持っておくことなんだ。〈人に迷惑をかけないようにしよう〉とかさ。それさえあればさ、あとはアナーキーでいいと思うの。自由でいいの」とは、甲本ヒロトのコトバである。
いつの日か輝くだろう
今宵の月のように♪
実は、何のために生きているのかさっぱり分からなくてね。
さっぱりわからないから〈いい人であろう〉とするんだよね。
自由を叫ぶためには、真面目じゃなきゃいけないんだよ!!
なんか重くなっちゃうけどな!!!ぜんぶ!!!