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筑後七国の1つ「匠のくに」大川の組子

コラム 伝えたいこと

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建具職人の多い大川で、現代まで引き継がれてきた「大川組子」

筑後七国の1つ「匠のくに」大川。大川市は、昔から筑後川沿いの水の利を活かし、木材の集積地から大工のまちへと発展してきました。いかだで木材が運ばれ、そこから船大工や造船の技術が生まれ、船箪笥ができ、家具のまちへとなり、今では日本一の家具生産量を誇っています。大川市で有名な「大川組子」は、昭和62年に福岡県知事指定特産工芸品とされ、皆さんもご存知、豪華列車「ななつ星in九州」でも使用されていいます。組子細工は、釘ひとつ使わずに木と木を組み付けることで作られているのが特長で、現存する最古の建築、法隆寺金堂にも卍崩し(まんじくずし)の組子が配されているそうです。

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繊細さとその美しさ

昔は嫁入り道具として家具を持ってくることが多かったですが、今ではそいった日本の習慣も少なくなり、家を建てると建具が既に備え付けられています。でも、やっぱり昔から受け継がれている匠の作品の美しさ、繊細さに勝るものはないと感じます。小さくて薄い木片のパーツを組み合わせて作られる組子の模様は200以上もあり、その木片を自在に操り、匠によって考え出された細かな心配りとデザイン性には心うたれます。伝統を引き継ぎながら時代に合わせて発展させてきた大川組子。その技を観賞したり、組子の体験が「大川ウッドワークミュージアム」で出来るそうです。

それぞれの県・市・町には、その場所の歴史と共に伝統が引き継がれています。私たちが、日本の伝統技術を観賞する機会はあっても体験することはほとんどないなか、気軽に体験ができる場所があるのはとても素敵なことだと思います。みなさんも機会があれば、日本のものづくりを体験してみてはいかがですか。その緻密さ、繊細さに驚くこと間違いなしですよ、きっと。この日本の伝統、技をいつまでも繋いでいってほしいなと心から思います。

4月7日(土)に「第4回筑後七国酒文化博」が開催されます。お酒が好きな方必見です。是非お立ち寄りください。

筑後七国酒文化博