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同じ場所にはいない。

コラム 伝えたいこと

地球,太陽,公転,ヘーゲル弁証法,事物の螺旋的発展の法則,吉本隆明,ヘーゲル弁証法

地球や火星が太陽のまわりを一生懸命グルグルしていることは知っている。しかし、どうやらその太陽も時速7万キロで移動しているらしい。静止した太陽を中心に地球などの惑星が公転する太陽系のモデルが根本から覆えってきたのだ。

太陽は時速7万キロで移動する彗星のような星であり、その太陽を中心に公転する惑星は、渦巻状に運動している。この渦巻き運動(vortex)こそ、あらゆる生命の基本であり、太陽系もその一部に過ぎないというわけだ。
https://www.youtube.com/watch?v=0jHsq36_NTU

古く懐かしいものが、新たな価値を伴って復活してくる

「世の中の進歩、発展は右肩上がりで一直線というのは錯覚。進歩、発展は螺旋的に起こる。すなわち、螺旋階段を登る人を、横から見ていると上に登っていくため、進歩、発展しているように見えるが、上から見ていると一周回って元に戻ってくる。すなわち、古く懐かしいものが復活してくる。ただし、螺旋階段であるため、かならず一段上へ登っている。言葉を換えれば、古く懐かしいものが、新たな価値を伴って復活してくる」。このヘーゲル弁証法に基づく「事物の螺旋的発展の法則」によって、賢い経済学者や評論家の皆さんは、この世のパラダイム転換を解説されるわけである。世の中の理(ことわり)とは、そういうものだから予見できるとおっしゃるわけである。

確かに、そうかもしれない。説得力もある。しかしながら、昔から違和感があった。その一定の理(ことわり)でこの世が動いているというなら、ワタシたちの魂は、もっと平穏でいいのではないのかと思う。このザワザワした感じやこの落ち着かない日常は、どこから生まれてくるのだ?

この違和感の元がやっとわかった!

前述のように、その螺旋の真ん中もジッとはしていないということなのである。真ん中がいちばん早く移動しているから、出発点も出口もわからないのである。2度とそこには戻れないのである。動く真ん中の周りを一生懸命グルグルとすることによって、この地球もこの命も維持されているのだ。

「発達してしまった科学を、後戻りさせるという選択はあり得ない。それは、人類をやめろ、というのと同じです。」これは、亡くなった吉本隆明氏のコトバである。やっぱり素敵だなぁと思う・・・。信じるべき真ん中が固定されていると仮定するなら「後戻り」という選択はあるかもしれないが、ど真ん中は、みんなを引き連れて何処かへ向かって走り続けているわけである。原点回帰とか、昔に帰れとか、そういう爺さんの言質が、なんか胡散臭く感じるのは、真ん中まで移動しているという大局にないからである。

人類は、答えの出ないことに、もっと確信を持つべきなのである。

人間は、同じ場所には居られないのである。