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No.1よりOnly1が好きじゃない。

コラム 伝えたいこと

潜在能力,中村修治,深夜番組,ケン坊田中,オンリーワン,

人間が潜在的に持っている一番の能力

個性を活かすゆとり教育というのも、胡散臭くていけない。人間は、みな平等に「能力の芽=潜在能力」があって、それに、水や肥やしをあげれば、みんな立派になれるという考え方が好きじゃない。

自分の子供が育つのを見て実感するのだが、ヒトは、最初から自分の中に能力なんか持ってない。外部とつながることによって、力をつけていくのだ。潜在能力とは、最初から、内に在るものではなく、「外部とつながる力」そのものなのだと思う。人間が、潜在的に持っている一番の能力とは、他人とつながれる力なのだ。

「information」ではなく「情報」

ニートやフリーター問題の本質は、ゆとり教育とかなんとかいって、自分には、凄い能力があるなんて漠然と認識させた甘さにあるんじゃないかと思う。人間は、まずは目の前にいる他者と繋がる努力をしなくては、何も始まらない。空っぽのお馬鹿さんになりますよって教えてあげなくちゃ。自分の内を見るということは、自分の外を見ると言うことにイコールなのだ。

だから、外とつながらなくては、自分の内は、いつも空っぽのままなのである。そのつながる量や密度と活用方法こそが、個人の能力というものであり、つながる力に必要不可欠なのが「情報」である。単なるinformationではなく、「情け」に「報いる」力こそ、人間の潜在能力そのものということになる。

そして、その情けに報いる関係は、びっくりするぐらい簡単になくなってしまうことがある。ある日、忽然と消えることがある。その非条理や非合理もわかっていながら、今日の一会に報いることに全力を傾ける。ふと、どこかへ行ってしまうのが自分であることも想定したうえで、情けに報い続けるのが、本来の人間の営みである。