「ヨンキュープラス」49歳以上のおじさんおばさんに正直なメディアをつくってみました。ご賞味ください。

秘密の池と津和野がパラダイス。

コラム 伝えたいこと

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真のパラダイスは、すでに幼少期にあった。

幼少期、正月の凧揚げ大会で優勝した凧の糸が切れて近くの山へ飛んで行った。持ち主があきらめたので、私と友人で追いかけて藪をかき分け獣道を突き進んだ。

すると、友達が「わっ!」と言って視界から消えた。かき分けた藪の向こうが池だったのだ。引っ張りあげて、ふとその池を見るとなんとまぁ、びっくり!うちの近所の山にこんな池があったとは!

 

澄み切った湧き水の中に錦鯉や黄金鯉、ヒブナやコメットなどとにかくビックリするような光景が広がっているのだ。声も出せずにしばし呆然と、ずぶ濡れの友達と一緒にその光景に見とれていて声も出なかった。

 

我に返ると、二人で速攻帰宅し、釣り道具を持って近くでミミズを掘ってその秘密の池へと急いだ。場所を確保して釣りの開始。餌に食いつくのが見えるほどの透明度だ。あっという間に釣れる。持参したバケツじゃ大物2匹でいっぱいだ。とりあえずは、2匹ずつを持ち帰った。

家のタライに水を貯めていかすことにした。翌日から餌のミミズ取りが日課となった。しばらくして、タライから飛び出て鯉が死んでしまった。

しかし、あの私と友人だけの秘密の池へはあれから一度も行っていない。今はどうなっているのだろう。

錦鯉が与えてくれる安らぎ

それ以来、色とりどりの錦鯉を眺めるのが一番落ち着くし、いつまでも飽きない。私の心がもっとも落ち着く時間なのだ。そんな私が津和野を訪れた。道端の水路に綺麗な鯉がうようよ泳いでいるではないか。小一時間くらいぼーっと眺めて、それから町の散策しながらも鯉を眺めていたのを思い出す。今まで仕事に差し支えるかと黙ってはいたが、私にとって真のパラダイスは温泉地ではなく、津和野なのである。

 

異様なほどの錦鯉ファンである私の前世は錦鯉であろうと確信していたら、ある占い先生曰く“宇宙人”だって、私の前世・・・。