デリケートな差別問題
「ブラック企業」というのも、どうやら差別用語らしい。「ガキ使」のダウンタウンの浜ちゃんの黒塗りが問題になったのは、今年のはじめのことである。そんなんやったらシャネルズ改めラッツ&スターは、良かったのかよ!?である。
ダウンタウンの浜ちゃんに明らさまな差別意識は、きっとない。エディマーフィーに似ていた方が面白いからである。ラッツ&スターも、根本にあるのは、ブラックミュージックへの憧れである。
しかし、その意識の低い状態で「黒塗り」することに、基本的問題があるのだと人権擁護の方々はおっしゃる。「バカにしている」と受け止める側が思ったら、それらは、全部問題!!!
皆が被差別の要因を抱えている
ホモサピエンスの我々人類には、ほんの数パーセントではあるがネアンデルタール人の遺伝子が組み込まれているようである。ノースダコタ州でネオナチを掲げ、村に住む黒人男性やイラン人の男性に嫌がらせをするなど、様々な問題行動を起こしていた白人至上主義者のDNAを調べたら・・・。14%がサハラ以南のアフリカ系黒人だったという話まである。
たぶん純血なんて幻想なのである。
みんな一様に、被差別の要因を抱えて生きている。
だからこそ、差別するなんてバカな発想でしかない。
いったい何者なのだ!!!
DNAレベルでみたら、ひとりひとりが被差別者となってしまう。
「バカにしている」と思った時点で、それもまた、厳密には差別である。
ちなみに、ラッツ&スターの前は、「シャネルズ」という名前だった。どうやら、あの有名ブランドのシャネルからクレームがついて改名されたと言われている。
それ自体も、なんだかなぁ!?
マーシーも、なんだかなぁ!?
黒塗りしたい歴史ばかりである。