伝えたいこと コラム 記者: 中村修治 2018年4月10日 (火) 死ねよ! なんともラクなコトバである。 最期は、本人に委ねる。 死んでも面倒くさくない。 殺すぞ!は、最期は、全部こっちの覚悟の問題である。 面倒くさいことを引き受けるのは、こちらである。 殺すぞ!から死ねよ!へ。 殺し文句まで合理的になったというのが昭和から平成への進化である。 こうやって面倒くさいことの引き受け手にならずに他者と絡むという、誠に面倒くさい社会が出来上がった。どんな酷い奴でも殺されずに自死を選ばねば死ねないのである。