スターの自宅は、福津市で有名なカフェ・ボッコラッテの2階。正直言ってセレブです!
中村:豪邸やね。
花田:俺は借りてない。
中村:誰が借りているの?
花田:ボッコのオーナーさん。
ケン坊:奥さまが下でカフェをされているんですね。
花田:私じゃとても、借りられるほどの・・・。
ケン坊:隣がcafe de BoCCo、その隣がBOCCO VILLA。で、その2階に来ています。成功者の家ですよ、すごいな。
中村:この海を見て、起きているんでしょう。
花田:最近、天神出るのが億劫で。わかるでしょう。僕、独立する時のきっかけで、出版社って結構疲れて、徹夜とかが多くて。ある時、海を走っていて、サーフィンショップのオーナーとかは、ここが職場やと。こういう生き方もいいなあと。もっと楽に生きようと思ったのが、間違いやったね。
花田さん愛妻・典子さん:みなさんに、人気の料理をお持ちしました。
安藤:花田さん、かたくなってる。
ケン坊:典子さん料理だけもってくる予定だったんですね。座り込むから。
典子:すみません。ちょっと、心配で心配で。いつもご迷惑お掛けしております。
ケン坊:迷惑掛かっています。
花田:そんなに迷惑掛けてないだろう。だいたい、いつも謝りようからさ。
ケン坊:ローストビーフ丼、やわらかくて美味しい。
典子:自分のところで焼いてタレも作ってですね。
ケン坊:どういう出会いだったんですか、お二人は。
花田:ここに来て、そんな・・・。ファッション業界で下着を担当してて、部署移動になって、同じアウトウエアの部門に行ったんですよ。そこにいたんです。
中村:出会った時、どうでした?
典子:今までの人生で会った事のない人でした。
安藤:第一印象良かったんですか?
典子:本当に、ちょっと・・・。本当に下品で。びっくりするぐらい。衝撃で。
みんな:はははっははははっははは。
花田:飲まんとやっとられん。
典子:仕事が遅くなって、送ってもらったりしていたんですよね。お友達として。普通に車の中でオナラとかするんですよ。びっくりして、最初泣いていましたね。
花田:昔は、わざと窓しめてオナラするようなタイプだったの。
典子:ご飯行くぞっていって、連れて行ってくれたお店は、座ったらストッキングが破れるようなお店だったり。ほんと、衝撃でした。
安藤:なんで付き合ったんですか?
典子:珍しかったんでしょうね。何とかしてあげたい的な感じです。
ケン坊:花田さん、すごいペースで飲んでいますね。
典子:25年ですかね。何とかしてあげたいと思うまま。毎日、楽しいです。
ケン坊:ここの景色は、最高ですね。労働意欲なくなりますよね。
花田:そうなの。
典子:母親になったような気持ちで。このテレビもオンタイムで見ています。で、朝起きて、「ちょっとあなた」と反省会が。
花田:ももち浜ストアに行く朝ですよ。
ケン坊:ちなみに、絵しりとりの会は。
典子:もうびっくりしました。どうしようって。本当に心配です。最近、言葉も出なくなっているから。いつも面倒見て頂いて、ありがとうございます。
ケン坊:花田さん、すごい汗。びちょびちょですね。そうそう、今日のお酒は、後藤酒造場の金襴藤娘 本醸造 特撰です。美味しゅうございます。
花田:今日は、ハイペースで飲んでしまいますね。
ケン坊:この海が見える景色が毎日だと、飽きるんですか?
花田:飽きんよ。ずっといいなと思いますよ。なんで、みんなここに住まんちゃろうかって。
なんと、福津市の副市長はパワフルでステキな女性。松田美幸副市長登場!
中村:私が大名に事務所つくった時に、福岡の町づくりの戦略を考えましょうという会議をしょっちゅうやっていて。町づくりとかに常に顔を出す女性で。すごい方です。麻生グループなどいろいろと輝かしい経歴を持つ、福津市の副市長である松田美幸さんがゲストです。
花田:どうしたらこんなにできるんだろうかと。生まれも育ちもそもそも根本的に違うんだろうと。
ケン坊:中村先生ともお知り合いで。
松田副市長:今、国と国とで競争するというよりも、都市と都市とで競争する時代なんです。だから、福岡も日本のどこかではなくて、福岡市と世界のどこかと競争すると。そういう時に、一つの都市だと力が弱いので、広域で戦略をつくってやっていこうというのをやっていた時に、中村さんと出会いました。中村さんは、影のシナリオライターですよ。
花田:ただのデブじゃないんですね。
中村:ちょっとお手伝いしていた。物腰のやわらかいステキな女性だなと。
松田副市長:しかし、知る人ぞ知るお二人(花田・中村)ですよね。福岡のおもしろいことの裏には、必ず中村さんがいらっしゃるし、福津のおもしろいことの裏には、必ず花田伸二さん。ゴールデンコンビですよ。
花田・中村:ゴールデンコンビ!?
花田:ちょっと、また汗が出てきた。
ケン坊:副市長。MBAも取得されているという。
松田副市長:もともと経営改革とか、戦略的に組織とか地域を次のステージに上げるような時に関わっていました。都市、企業、行政、大学など、固くて重い組織を動かすことなど。
中村:民間から行政へ。頭の固い人たちの中に入るってすごいと思いますよ。
松田副市長:でも、基本は人間ですから。そこにいる人たちがどこに向かっていくのかがわかったら、人間ってすごい力が出てくるんですよ。本当におもしろいですよ。
ケン坊:福津は変わってきました?
花田:変わってきた。副市長がガンガン働かれるので、自分たちもついていかなければならないという声が僕のところには来る。
松田副市長:本当ですか。嬉しいな。バーみゆきとかもやっていますから。バーみゆきは、5歳から89歳まで。毎月1回オープンしています。
花田:いろんなところでやって、コンパニオンのごとくやっている。
松田副市長:バーみゆきに来る人って、こうしてほしいって人はほとんど来なくて、こうしたいって人が来る。なぜか。こうしたいなら、この人とこの人でできるよっていう紹介をするのが、私の仕事みたいな感じで。いろいろ生まれていますんで。
花田:福津市は、今からもっともっと変わりますね。
ある出版社の住みやすさランキングで、福津市は九州一に。全国だと12位
松田副市長:福津市は、今、64,000人なんですけど、去年と比べたら1,400人増えています。ある出版社が、住みやすさランキングというのを出していて、なんと福津市は九州一。去年からそうなんです。もっとすごいのが、全国で去年は35位だったのが、今年は12位。快適度とか安全度とか。ただこの美しい自然環境って、ほったらかしていてもできなくて、住人の方たちがいろいろな保全活動してくださって。また、うみがめが戻って来て産卵したんですよ。2年前はここの海岸で産んだんです。福津市は、世界で唯一うみがめ課があるんです。
中村:本当に!
花田:津屋崎町と福間町が合併するときに、うみがめ市にしようという案もあった。
みんな:ははっはっはっはっはは。
松田副市長:うみがめが来た時に、卵を潰さないように車が浜に入らないようにしているし、うみがめ条例があるの。そのために、海もビーチも松林もきれいにして。みんなで守っているんですよ。
ケン坊:もう、うみがめ市でいいんじゃないですかね。
松田副市長:この海は、ここに住んでいる人にとっては、当たり前の日常なの。当たり前の日常をとっても丁寧に暮らしているから、外から来る人にとっては、非日常なの。これだけ人が、海と寄り添って暮らしているって感じです。福津市は、歴史もすごくあって、人々が丁寧な暮らし方をしているところと、新しい方々がすごく来られているベットタウンと両方あるんですよ。もう一つあったらいいと思うのが、楽しい仕事。今、通勤している人が多いので、せっかくこれだけいいところだから、通わないでここで仕事ができたらいいですよね。カフェもあって、オフィスもあって、サーフィン屋さんもあってという。ここで完結できたら、新しいサービスが生まれるエリアになったらなと思っています。
中村:移ってきます。ここ貸して。
ケン坊:いずれ花田さんが市長に来る日もあるだろうと。
花田:そんなわけがないだろう。
ケン坊:カフェの野菜買いにいったり、掃除したりお手伝い大変ですけど、そこを何とか福津のために。
花田:できるわけないだろう。なんでそんな。すみませんね。こんなために、公務の時間を割いていただいて。次回はみゆきバーで。
松田副市長:お待ちしておりますので。
花田:ローストビーフ丼、お土産に持って行ってください。
ケン坊:持っていけんやろう・・・。