「ヨンキュープラス」49歳以上のおじさんおばさんに正直なメディアをつくってみました。ご賞味ください。

一人旅は禅の境地への第一歩。

コラム 伝えたいこと

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齢50を超えた友人が失恋したらしい。幅50mの道路が路地に見えたほど真っ暗になったとか。腹を抱えたものの本人はマジらしい。

そこで一人旅に出かけてとっても満足して、復活を遂げた。

 

今、シニアの間で一人旅が流行っている。

つい10年ほど前までは、「一人旅=自殺」という概念が根付いていた故、一人での旅館への予約は困難を極めた。しかし、今や1人用客室を増設したり、お一人様プランなるサービスは至極当たり前になってきた。かくいう私も2週間に一度は一人旅を敢行している。

 

私は一人っ子だ。母は寂しい思いをさせまいと友達が遊びに来やすい環境を作っていたらしく、そういえば、近所の友達は勝手に上がってきては冷蔵庫を開けてジュースを飲んだりしていた幼少期であった。

そのためか、人一倍賑やかな雰囲気が好きで一人でいるのが大っ嫌いだった。しかし、今では休みの日はできるなら引きこもりたい、一人の時間がとっても落ち着く。なんだかそんな自分って鬱っぽいのかと卑下していたがどうも違うらしい。

ひとりぼっちこそ最強の生存戦略

精神科医の名越さん曰く、“ひとりぼっち”こそ最強の生存戦略、とまで言い切っている。群れから解放されることで他人との比較をやめ、クリアな思考が働き、問題の解決策が思いつくのではなく、そもそも問題ではない、と思えるようになるのだとか。

 

友達がいない、根暗な男かもしれないと思い始めていたがそうではなく、禅の境地に目覚めつつあるのか、と他人の意見にすぐに左右される55歳の秋である。