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W杯を盛り上げるには、勝てばいいだけだ

コラム 伝えたいこと

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サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が14日(日本時間15日未明)に開幕。実は、知らなかった。

W杯のスタートが近いのは知っていたけど、もうか!

僕もだけど、日本国内も盛り上がってない。西野朗監督率いる日本代表が弱いから仕方ないか。

では、どうやったら盛り上がるのか? 簡単だ。日本代表がW杯で勝ち進めばいいだけなのだ。

多くの国民は薄情である。弱いと、すぐにそっぽを向く。

2010年のW杯南アフリカ大会と似ている

W杯の熱狂とはほど遠い今の現状は、何だか2010年に似ているような気がする。

当時、僕はサッカーW杯南アフリカ大会の日本代表を取材していた。

南アフリカ大会の日本代表は岡田武史監督が率いて、大会前のテストマッチで不振が続いていた。チーム状態は最悪だった。

事前合宿地のスイス、そして南アフリカ。日本代表にべったり付いて回っていたから、日本国内のことは知らないけど、だいたい想像はついた。

だって、日本を発つ時に、代表の見送りに来たサポーターはほとんどいなかったもの(未明の飛行機だったから当然かもしれないが)。

「無能」が「名将」に変わった岡田武史監督

異国の地でも、代表の練習中はどんよりとした空気。

「3連敗で終わりかな」という、記者たちからの諦めたような声。

「岡田監督のコメントはつまらん」と悪態の声。

なかには、岡田監督を「無能」呼ばわりするメディアまであらわれた。

でも、大会がスタートすると、岡田監督や日本代表に対する評価が180度変わる。

初戦のカメルーンを、当時売出し中だった本田圭佑のゴールで撃破。

2戦目のオランダには惜しくも破れたが、3戦目のデンマークに勝って、2002年の日韓W杯以来の1次リーグ突破を決める。

電話口から聞こえる東京のデスクの声が明るい。「日本はむちゃくちゃ盛り上がっているぞ!」

いつの間にか、岡田監督を「名将」と称えるメディアが続出した。

帰国した岡田ジャパンを空港で出迎えたサポーターらは約4200人。

W杯での勝利によって、日本代表を取り巻く「悪」のイメージがすべて、オセロのように「良」へとひっくり返ったのである。

西野ジャパンは、勝てば官軍負ければ賊軍

とは言え、ロシア大会で日本と対戦するチームは、どこも強そう。

コロンビアに、ポーランドに、セネガル。いずれも、格上のチームばかりだ。

でも、南アフリカ大会でも、試合前はすべて格上チームで、日本が勝てそうな気がしなかった。

ただ、フタを開けると、カメルーンもデンマークも、たいして強くなかったんだよね。

だから、「コロンビア強い、ポーランドも強い、セネガルも強い」なんて、ビビっていても、試合してみるまでは正直、わからないと思う。

「勝てば官軍、負ければ賊軍」。

これは、南アフリカ大会前、岡田監督と親交があった空手家、宇城憲治さんに取材した際に聞いた、監督へのエールの言葉だ。

まさに、西野ジャパンに送りたい言葉である。

頑張れ、ニッポン!