博多祇園山笠はいい祭である
福岡に来てもうすぐ30年。いまだに「博多どんたく祭り」の良さがわからない。あのゆるーいのが祭りなのか!?神事でも何でもないし・・・市民の文化祭だものなぁ。参加しないと、きっと「博多どんたく祭り」の良さはわからないのだろう。。。
その点「博多祇園山笠」は、わかりやすい。
熱い!!!暑苦しい!!!
年に一度、博多の街がキュッと締まる。
山笠を舁く男たちの汗とともに、街が清められていく。
いい祭である。
この世に、強い人は居ない、、、
いるのは「強くあろうとする人」だけである。
みんなで街の未来を祈願することがいい祭ではない。
「強くあろうとする」
「勇ましくあろうとする」ことに真剣になる姿を目の当たりにすることの方に意味がある。人間の「弱さ」を克服する術を教えてくれるのが神事である。
でも、実は、ワタシは、この時期が嫌いでもある。
この2週間、一気に、博多の男たちは閉鎖的になる。
面倒クセェ・・・(笑)