みなさま。こんばんは。昨晩は、立川談春を見に、熊本県立劇場に行ってきました。そして、なんと「芝濱」を観ることができました。いつかみたいなって思ってたんですけど。いきなり観ることができるなんて。なんて幸せなんだと。そんな話をこちらに書いています。
さあ、本題です。無謀にも伝統工芸品を通販してみるという暴挙に出ました。申し訳ない気持ちが強いのは事実ですが。なぜそうしようと思ったのか?っていう言い訳がましい文章を書いてみます。
私は、酒器が好きで。いずれは酒器を集めたお店を持って、そこに一家言ある店主みたいな感じで居座る爺さんになりたいなって思っています。何が好きなのか?一言で言い表すことは難しいのですが、やっぱりそれ相応に時間を費やして、美しく造られたもので飲む酒が一番うまいからというところが極めて大事でありまして。そう。なので、飾るものではなくて、使っていくものとして、酒器が好きなんです。これは井上萬二先生も言われています。使って欲しくて造ってるんだから。使ってよ。と。
で、なんで通販サイトで売るということを無謀や暴挙というのかというと、やっぱりそれぞれ作家さんの息遣いが伝わるものですので、直接手にとって、さわって、目で感じて欲しいものです。だから、あんまり通販サイトに載っけたくないなって、ずーっと思っていました。そして、それは今でも変わりません。
じゃあなんで村上玄輝陶房を通販で売ろうと思ったんだよ。おまえは。
と思われるでしょう。それは、もっともっと知って欲しいからです。私は村上玄輝陶房の作品がすこぶる好きです。好きなんですけど、さほど世に広まっていないんです。残念ながら。なので、露出を増やしたいと思い、今回本日放送される花田伸二のヨンキュープラスにも出演していただきました。そしてかつ、それを通販で売ってみようと試みました。
これはあくまでも個人の意見ですが、此処で売れたら、この窯を継ぐ人たちが生まれるのかもしれない。もっと造らないといけないね。この卓越した技術残さないといけないね。そういうことが起きるかもしれない。この伝統文化でもある村上玄輝陶房のブランドを未来永劫残していくためにも、我々は消費しないといけない。なので、通販サイトに載っけようと決意しました。
村上玄輝陶房の通販サイトはじめました。
無論、期間限定。全てイッテンモノです。現品限り。与えられる情報は少ないかもしれませんが、ご興味あれば是非見ていただければ。
無謀な挑戦なんですけど、これやらないと残さないといけない文化が奪われるのかもしれない。そんな想いでつくってみましたので、是非ご堪能ください。
会場はこちらから行けますんで。是非是非お立ち寄りくださいませ。