スパークリング日本酒、喜多屋・寒山水を飲みながらスタート
中村:あれ?誰ですか?準レギュラー。
ケン坊:先週に引き続き。
木下:今日は、ジャパニーズシャンパン。スパークリングです。
ケン坊:日本酒に炭酸が入ったもの。
木下:寒山水(かんさんすい)です。
花田:すっきりしている。これは、いいですよ。
ケン坊:炭酸で日本酒の香りが立つんですけど、甘さを抑えていますね。
花田:メニューが変わるときに飲むのにちょうどいいですね。アルコール度数は?
木下:14度あります。
ケン坊:すごく飲みやすいので、ぐいぐいいっちゃいますよ。
世界中をバックパッカーして、たどり着いたのが鶏の料理人
中村:今日はいい肉の日(11月29日)ですから。今日は、お肉のお話を。
まずは、九州は通販王国。生鮮食品の通販のお話をしていこうと思います。
日本国内の1億3千万人が毎年買い物をする消費市場規模はどのくらいだと思いますか。
花田:50兆円。
ケン坊:300億。
木下:500兆円。
中村:日本の国内年間消費は、約285兆円と言われています。
そのうち、通販で売上が上がっているのが15兆円。その中でも物販系は約8兆円。
あとは、旅行とかサービス。この8兆円、通販市場の成長を支えたのは、「通信」「決済」「物流」。昔は、生鮮食品の鮮度を保ったまま個別配送するのが難しかった。だから、生鮮品の物流が遅れた理由なんです。特にお肉は、とっても難しい。肉類を取り寄せで個別配送が可能になったのは、物流が発展したおかげなんです。もっと言うと、豚、牛、鶏の中で、鶏が一番鮮度を優先する。鶏は新しければ新しいほど美味い。鶏肉の通販をしている、鮮度が命のエビス商事の方をお呼びしています。宮崎・都城ぼっけもんの黒木雄一店長です。
ケン忘:黒木さんは料理人さんなんですか?
中村:世界を渡り歩いた凄い方なんですよ。
花田:バックパッカー?
黒木:はい、世界中を。バックパッカーもしましたし、前職でヨーロッパのホテルをまわったりとか。
花田:レストランで働かれたんですか?
黒木:そうです。飲食の中で様々な業態がありますけど、もっとお客さんに身近でサービスしたいなと考えていて。地元に携わる職業で、食が繋げられたらいいなと考えた矢先に、今のエビス商事さんのお仕事と繋がることができて。フランスやヨーロッパにいたときは、当時21、22歳なんですが、ギャルソンで働いていました。
ケン坊:修行?なんで海外に行こうと思ったんですか?
黒木:まずは東京に出て、いろんなところを回って、海外の募集が会社内にあって、行けるなら行ってみようかなと。
ケン坊:花田さん、21歳の頃何していました?
花田:少年ジャンプ読みよったかもしれん。
ケン坊:それが悪いとは言わないですけど。ジャンプに終わりはないです。何歳まで読んでもいいんです。
宮﨑で朝捌いた鶏肉が翌日に届く。業界最短
ケン坊:今、鶏肉の料理人さんなんですよね。鶏も作っていらっしゃる?
黒木:うちの会社は、鶏の卵、ふ化事業、養鶏、加工、卸業、飲食店展開までやっています。
ケン坊:鶏も作りながら、飲食事業まで。
黒木:うちのお店、東京に15店舗あるんですけど。なぜ、これが可能になるかというと、物流がすごく発達して、宮崎で捌いたお肉が中1日挟んで、翌日に届くことが可能になったので、我々も飲食を展開することができる。
中村:物流の運び方に、特徴的なことがあるんですか。
黒木:我々がやっているのは、加工場の生きた鶏肉をカットして、わずか数時間で発送の状態に持っていく。同じ加工場内に梱包できる場所が併設されているので。卸業を間に挟んでいないので、例えば、スーパーで届いたものをすぐに出しても、宮崎のお肉だと2、3日かかる。
中村:時間短縮がちゃんとできているんですね。
黒木:業界最短で。
黒木:これが霧島鶏黄金鍋です。白濁を越えるとこうなるんですよ。鶏の骨の髄液まで絞りとって、約8時間煮込み続けるとこうなるんです。
みんな:いただきます。
ケン坊:美味しい。
花田:これ、黄金の味ですよ。このプリプリ感。鍋なので、風味がわかりにくいですけど、焼いたら全然違いますよね。
黒木:そうですね。鶏肉は焼くと鮮度が一番わかりやすいです。ジューシーだし、プリプリ感。
安藤:そんな焼いた鶏をお持ちしました。
黒木:うちでお売りしている鶏肉のパックの。
ケン坊:朝じめ?
黒木:はい。
花田:地鶏の硬さがちょうどいい。
銘柄鶏・霧島鶏は、プリプリでジューシー。鶏肉は鮮度が命
中村:これ地鶏なんですか。
黒木:銘柄鶏、霧島鶏ですね。
花田:プリプリ感が違う。
ケン坊:ゴリゴリ感じゃなくて、プリプリ感。中にスープが入っているんですね。ジューシー、これは美味しい。
黒木:我々の鶏肉がなぜここまで通販で皆様の食卓で評価されているかというと、やっぱり鮮度です。物流のシステムに伴って、我々の事業が開花してきたと。10年前は東京でぼっけもんをやっていたんですけど、クロネコさん、日通さんとかご自宅まで時間配送やチルド配送とかやってないときは、毎日羽田空港まで取りに行っていました。
中村:鶏肉専門なんで、見ている方に美味しい鶏肉の食べ方を。鮮度を保ったまま美味しく食べるコツは。
黒木:ご家庭で食べるのに2通りの目的があると思うんですけど、1つは、鶏肉っていうとヘルシーというイメージがあるので、ヘルシーに鶏肉を食べたい方、鮮度と単純に焼いて食べたいという方の2つに分かれると思うんですけど。ヘルシー志向の方は、蒸した料理が。カロリー少ない順番に行くと、生、蒸し、焼き、揚げもの。
ケン坊:お店だけでなくて、各家庭に送ってもらえるんですか。
黒木:もちろんです。
中村:何かきたよ。これも、エビス商事さん?
黒木:この季節これからです。おせちですね。
ケン坊:何か鶏の美味しいのとかいただきましょうよ。このお重は鶏シリーズですね。
黒木:今年のは内容が変わってくるんですよね。
みんな:早く言って。ははっははっ。
ケン坊:鶏ハム、美味しい。
黒木:噛めばかむほど、甘みが。是非、家族で食べていただきたい。みなさんで食べていただいて、次の世代におせちという文化を繋げてもらいたいという思いで、鶏肉のおせちを作りましたので。そういった想いが入ったおせちです。
花田:ぎゅっと詰まっています。