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プレミアムなトンネル長期貯蔵麦焼酎「古久」

美味しいお話 お酒のお話

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福岡県の焼酎イメージ定着にかけた夢

福岡県に長期甕(かめ)貯蔵の「古久(こきゅう)」という麦焼酎がある。県内の本格焼酎造りに情熱を傾ける8蔵の夢が詰まった蒸留酒である。

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九州では本格焼酎の93・5%が製造されている。関東、関西などの人たちがイメージする九州の酒は、焼酎である。

ただ、「福岡県の焼酎と言ったら、原料は何なのか?」。県外の多くの人は、福岡の焼酎のイメージがわかない。

鹿児島県や宮崎県と言えば、芋焼酎が思い浮かぶ。大分県は、麦焼酎の一大生産地だ。長崎県には、麦焼酎発祥の地として知られる島、壱岐の「壱岐焼酎」がある。熊本の人吉・球磨地方は「球磨焼酎」と言われる米焼酎の産地だ。

福岡県は、肥沃な筑紫平野の穀倉地帯を抱えるだけに、代表格は麦焼酎である。しかし、全国的な麦のイメージと言えば、大分麦焼酎、壱岐焼酎が先行している。

「福岡と言えば、麦焼酎」という産地イメージを高めたい。焼酎造りに情熱を傾ける県内の各蔵が集い、共同でつくったブランドが、長期かめ貯蔵の麦焼酎「古久(こきゅう)」だった。

「古久」は世にあふれる安価な焼酎とは一線を画し、手間ひまかけて、ゆっくりと造ることに価値を置いた。そこには、日本全国に、そして、世界に誇れる本格麦焼酎にしたい、という蔵人たちの矜持があった。

他の原料の焼酎と比べて、麦焼酎の魅力は、長期の貯蔵・熟成である。「古久」は、福岡県南部の八女市黒木町にある旧国鉄のトンネルを貯蔵場所として借りた。年間を通して、気温、湿度が安定し、蒸留酒の貯蔵には抜群の環境。そこで5年以上かめ貯蔵することで、極上の麦焼酎を生み出す。

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1992年(平成4年)11月1日、蔵人たちの夢を乗せた「古久」のかめは初めて、トンネルの中に入った。

誰もが明るい未来を想像した。2000年代初めの焼酎ブームもあり、「古久」の製造・販売は順調に進むかに見られた。

しかし、貯蔵開始から四半世紀が過ぎ、福岡の本格麦焼酎の夢が詰まった「古久」は岐路に立たされている。酒の消費低迷、ブランドイメージの浸透不足。将来像が抱けない中、1社が撤退した。

ただ、希望はある。

販売が思うように進まなかった結果、貯蔵・熟成が進んだ。各蔵で10年以上の長期貯蔵の「古久」が生まれ、中には20年以上の熟成を経た「古久」が誕生した。“お宝”と言える麦焼酎に成長したのである。

年月はお金では買えない。消費が鈍っていたおかげで、全国の焼酎ファンには、“お宝”に巡り会えるチャンスが得られたのである。

今、「古久」は、最高にプレミアムな蒸留酒に仕上がっている。

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