「八女」の地名の由来となった女神「八女津媛」
喜多屋や繁桝の高橋商店など、老舗日本酒蔵がある福岡県八女市。この「八女」という地名は、「八女津媛(やめつひめ)神社」からきているという。
八女津媛は、この地の女神のこと。神社はパワースポットであり、子宝のご利益があり、美肌・美人の「媛しずく」と呼ばれる岩清水まであるとか。
そんな女神の名にちなんだ、恵比寿酒店オリジナルラベルの日本酒を紹介する。「大吟醸 八女津媛 かすみ酒」である。
日本酒「八女津媛」は花見にぴったりの薄ピンクの瓶
「大吟醸 八女津媛 かすみ酒」の製造元は、八女の喜多屋である。春のイメージにぴったりの薄ピンク色の瓶に、うっすら乳白色ににごった大吟醸酒。ピンク色で、描いた着物姿の女性のラベルも、春らしい。花見にもってこいの酒。一本、手土産に持って行ったら、桜の下で映えるだろう。
喜多屋のある地域で栽培された酒造好適米・吟のさとを50%に磨いている。大吟醸酒だから香りも華やか。個人的には、杯に注いだ「大吟醸 八女津媛 かすみ酒」に散りゆくソメイヨシノの花びらを浮かべてみたい。なんとも、風流ではないか。
「八女津媛」の歴史について
八女市のホームページによると、大和朝廷時代、景行(けいこう)天皇が八女を巡幸した折、この地を治めていた“水沼の県主猿大海(みぬまのあがたぬし)”が「この地に女神あり、その名を八女津媛といい常に山中にいる」と奏上したことから、八女の地名が起こったといわれる。
女神を祀った八女津媛神社は1300年の歴史があるとされる。
喜多屋には珍しいかすみ酒
その女神にあやかって、創業200年の老舗蔵がつくった「大吟醸 八女津媛 かすみ酒」。実は、喜多屋ではほとんどかすみ酒を見ることはない。蔵元の方針もあるそうで、珍しい商品なのだ。
恵比寿酒店の店舗(八女市本町245番地)とインターネット通販で販売している。
残り70本ほどになっているという。
「大吟醸 八女津媛 かすみ酒」の通販ページはこちら。
http://www.ebisu.ltd/shopdetail/000000000062/
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