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混浴体験その2。ワニ族にご注意を!

温泉紹介 伝えたいこと

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今や絶滅寸前の混浴風呂。

旅館業法や公衆浴場法によって10歳以上の男女の混浴を禁止しているのが原因なのだが、現存する混浴風呂は昔からの伝統を重んじ、お上からお目こぼしてもらっているのが現状なのだ。新設する浴場に混浴風呂は造れない。よって減少の一途をたどるわけだ。逆に言うと歴史ある温泉施設なので源泉かけ流しや効能が豊かな温泉が多いと言える。

 

女性の皆さん「ワニ」へ、要注意。

最近は混浴につかる女性に群がるけしからん輩も出没し、その様子がまるで獲物に群がる「ワニ」のようだとの例えから「ワニ族」と呼ばれている。

生きるために餌に群がるワニは自然界の掟に従っているのだから、ワニに失礼な気がしないでもないが、そんな輩は悲しいかな増殖中だという。女性の皆さん、ご注意くだされ。

 

とはいえ、私も人生で3回混浴に遭遇した。初体験は前述したが、2回目は歴史ある温泉でのこと。その昔、薬師湯と呼ばれていたその温泉は、旅館の男性用露天風呂としてのポジションなのだが「もやいの湯」として混浴風呂でもある。10数年前、雑誌の取材で使っていると女性が1人で入ってこられた。正直、予想も期待もしていなくて、突然の出来事に度肝を抜かれたのを今でも思い出す。

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湯船の中で、ドキッとしてくるりと反転した。

まぁ、20人くらいはゆっくり漬かれそうな露天風呂の湯船なのだが、1対1での混浴ときたもんだ。私だけかもしれないが、それはそれは、非常に気まずい空気が充満していて、どうしていいかもわからずに、ただただ、空を見上げたり、肩をなでてみたりと自然さを取り繕うのに必死だった。

 

こんなに気持ちよくない温泉入浴も珍しい。

こんなに緊張する入浴も初めてだ。

 

すると先方さんが気付いてくれたのか、「お先に失礼します」と上がってくれた。その後も顔を合わせないように10分ほどして浴槽を後にした。

 

しかし、不思議なものであがってしまうとどんな女性だったんだろう、食事処でうら若き乙女とすれ違うとこの方だったんだろうか、と気になって仕方ない。はぁ~、情けない。

 

しかし「武士は食わねど高楊枝」。ワニ族などとは歩いてる場所が違うのだ。私はお天道様の下をまっとうに、しかもど真ん中を歩いているのだ、と言い聞かせつつも寝れない夜を過ごしたのが昨日のことのようだ。

前回の記事はこちら 混浴体験その1。