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南島原~天草の世界遺産登録候補を巡る。~1日目・天草篇~

温泉紹介 伝えたいこと

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天草でキリシタン弾圧の背景を学ぶ

福岡空港より可愛らしい機体の天草エアラインで一路天草空港へ、約30分の空の旅。ジャンボタクシーで延慶寺の兜梅経由、天草キリシタン館へ。

ここでは主に、日本最大規模で最後となった一揆、天草・島原の乱の歴史やキリシタン弾圧の背景などを事細かく解説してくれた。フランシスコ・ザビエル来日後、キリスト教の布教活動が始まるが、それを各大名が布教を推進したのは彼らとの交易による経済効果や彼らが持つ鉄砲や大砲欲しさだったという、しかし、士農工商などという身分制度全盛の時代にキリスト教は「人は生まれながらにして皆平等」という教えを説く。身分制度に不満を抱えていた者たちがこぞってキリスト教へと改宗していくことに危機感を覚えた織田信長亡き後の秀吉以降の幕府は、伴天連追放令や禁教令へと舵を切っていった。そこにきて、高額な年貢の取り立てのための拷問、そして大飢饉による飢え、さらにはキリスト教からの棄教による後悔の念、この3大要素により農民を中心に一揆を企てることに。その総大将に担がれたのが天草四郎時貞という当時、若干15歳の天才美少年だったという。そんなお話に耳を傾けながら当時の人々の生活を思い描くことができる貴重な施設だった。春にはここ「天草キリシタン館」は桜のお花見スポットとしても賑わいをみせるそうだ。

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それから、待ちわびた昼食スポット「創作料理 楓香」へ。ペコペコのお腹の前に登場したのは天草大王のつみれ鍋。現在天草では「夜美鍋フェア」が開催中で市内の飲食店で工夫を凝らした天草らしい鍋料理が味わえるのだ。もりもりのつみれとこれでもかと言わんばかりの野菜を満喫し、河浦町の崎津へ向かう。

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ここ小さな港町・崎津は生活習慣や街並みが江戸時代から現在へと連綿と受け継がれている「キリシタンの里」。禁教令発令後、約1万人の住民のうち約半数の5千人が“潜伏キリシタン”として、仏教や新道へと改宗したものの心はキリシタンであった。あるときキリストの生誕祭であるクリスマスの生贄として牛を奉納していたことから、潜伏キリシタンであることが明るみにでて、処罰必須のところ、あまりに数が多くて難を逃れたという歴史も持つ。

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ここで漁船によるクルージング体験。

小さくてのどかな湾内から見る港町や街並みはなかなか他では見ることができない景観を誇り、“海上のマリア”様に至っては規模は違えどもまるでブラジルのリオのコルコバードの丘に立つキリスト像を彷彿とさせる、まさに崎津の海の守り神である。

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爽快な潮風を受けての30分のクルージング後、崎津のシンボルでもあるゴシック様式の「崎津教会」を見学。建築様式もさることながら、今なおミサが行われているというまさにキリシタンの聖地である。ほのぼのとした街並みや住民の信仰心を体感し、天草の旅は終了。鬼池港から島原へと出航。

1日の終わりは原城温泉「真砂」にて

1日目の宿泊は天草・島原の乱の終焉の地、原城跡のすぐそばに立つ南島原市の原城温泉「真砂」。

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弱アルカリ性のナトリウム・炭酸水素塩温泉というトロトロした肌触りの美肌の湯をいただき、湯上りビールと海の幸に舌鼓を打ち、1日目のツアーは完結した。

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