古湯温泉の開湯伝説
今、古湯温泉での湯上りに執筆中である。
遡ること2200年前、秦の始皇帝の命により来日した徐福が佐賀県の古湯温泉を発見したのが開湯伝説となっている。
不老長寿の薬を本気で欲していた秦始皇帝に感服する。まぁ、あの広大な地域を統一した偉業の果ての栄華がどれほどのものかすら想像できない小者が理解できようはずもない。万里の長城や兵馬俑を造ろうなどと発想そのものが現代ではお笑い種レベルである。
私にも夢はある!このままでは終わらない。
しかし、私だってまだこの人生を小者のまま終えるつもりはない!その証拠に今まで書いたこともないコラムを週4本書いている。そう、これは友人で同級生でもある中村先生と「人生で一度は、せめて一瞬ぐらいはお金持ちになってみたい」という切なる願い一コマなのである。
私だって起業して何とか10年経過している。素人の私がコラム書いたところで、何がどうなるわけではないこともわかっている。明確なゴールもなく、漠然とした業務をこなす、ゆる~い仕事観の持ち主が私なのである。
古湯温泉は源泉温度が38度というぬる湯でしかも、ヌルヌルしたアルカリ性の温泉である。甚だしいほどの私好みだ。熱い湯は交感神経を活性化させ元気になる、ぬる湯はその反対でトローンとリラックスした気分になる。
はぁ、一瞬すら、一つまみすら、成功しようなどとは夢のまた夢であろうが、それはそれでまたよし!不老長寿などという自己満足的なバカな夢のために、命をかけさせてまで日本へ部下を派遣するよりは格段にましである。