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「温泉ソムリエ」という称号が持つ役割とは。

温泉紹介 伝えたいこと

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TNCテレビ西日本「ももち浜ストア」で早20年

私はTNCテレビ西日本の「ももち浜ストア」という朝のワイドショーに出演しだして、早20年。出演当初は温泉情報誌「外戸本」編集長という肩書きが説得力を持っていた。しかし、10年が過ぎたあたりで出版社を退社し、肩書きが消滅。もう出演は厳しいだろうと思い、当初出演の声を掛けてくれたディレクターのK氏に相談したところ、「もう肩書きなんていらんよ!でもそんなに気になるんなら、温泉案内人とでも名乗る?」などという何とも能天気な答えが返ってきた。なんだか、拍子抜けするとともに、嬉しかったのを思い出す。

ケン坊田中君と「温泉ソムリエ」

そんな折、同じ番組の共演者のケン坊田中君が、旅系のリポーターで10年近くなるんだけど、なんか肩書きが欲しいなぁ、と言い出した。確かに私もあったほうがいいかも、と思い出したのが“温泉ソムリエ”。検索したところなんと、来週、原鶴温泉で開催されるとの情報が。早速、ケン坊と2人申し込んだ。確か、1泊2日で28,000円くらいだったかと思う。1日目は、4時間の講習。2日目は入浴体験や軽い運動してからの入浴。そして、任命式。

 

ワインのソムリエ試験は難関を極める。参考書を見ただけで嫌気がさしたことがある。そのイメージから、ほとんどの方が難易度の高い筆記試験を突破して掴んだ希少な称号だと思われている。実際は試験などもないし、今では1日4時間の講習を受けるだけで取得できるという代物なのだ。

 

しかし、難しい講習を真剣に聞いてみると、すっごく詳しいい温泉通いなった気になるそしてあちこちでその学んだばかりの知識をひけらかしたくなる。

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実はそれがこの“温泉ソムリエ”普及の意図ではないかと思い始めた。なんせ温泉ファンを増殖させる作業を無意識のうちにやっているからだ。まさに、宗教で言うところの宣教師そのものである。今気づいた。私は九州の温泉の良さを広める“宣温師”だったのである。